アスラギ

育児の話。

なんかすごい私物化してる気がするけど、
書きたいので書かせてください。
需要とか知らない。


産まれたての新生児は、3時間に1回ミルクをあげねばなりません。
彼らはまだ胃が小さいので、我々のように朝食べれば昼までオッケー、
みたいなわけにはいかないのです。
ので、その都度ミルクを用意するわけですが、
粉ミルクを哺乳瓶に入れて、お湯で溶かしてはい完成、
というわけではありません。

まず哺乳瓶を消毒し、
作る量に合わせて粉ミルクの分量を調節し、
100℃のお湯では粉ミルクの栄養素が死ぬため70℃まで冷まし、
粉ミルクを溶かし、
そのままでは熱すぎるので人肌程度まで冷まし、
ようやく完成です。
それを3時間に1回。やば。


現在我が子にあげるミルクは、一回量わずか80mlです。
先述したように胃が小さいので、これっぽっちしか飲めません。
大人なら一瞬で飲みきってしまいますが、
なんせ相手は赤ちゃんです。
80mlを飲み干すのに、早くても20分はかかります。
その20分間、片手は赤ちゃんを抱っこし、
片手は哺乳瓶を赤ちゃんの口に合わせ続けます。
何も出来ん。
それを3時間に1回。やば。


 ミルクをあげ終わり、やれやれこれで一段落か、と思ったところで、
だいたい赤ちゃんが泣き出します。
赤ちゃんは、ミルクを飲むと小や大を出す、というサイクルが組まれておりまして、
「おむつが蒸れて気持ち悪いからどうにかしろや」というわけですね。
新しいおむつを用意し、服を脱がし、おむつを脱がし、お尻を拭き、
おむつを履かせるわけですが、我が子はここで一層泣き、暴れます。
「服を脱がすとは何事か」とも言いたげです。何様。


ミルクを与え、おむつを替え、これでほんとに一段落か、と思いきや、
またまた赤ちゃんは泣き出します。
もう泣くようなとこ無いじゃん、何なの？と思うんですけど、
なんと赤ちゃんは、眠くても泣くのです。



それはもう寝ろよ。



 一応れっきとした理由があるようで、
赤ちゃんはウトウトしている夢うつつの状態が不快らしいんですね。
不快なので泣く。なるほど。いや知らんがな。

ということで、泣く子をあやし、寝たかと思ったら泣き、 泣いたと思ったら寝て、
そんなこんなで気付けばトータル2時間ぐらい経っているのです。
ああ、次のミルクの時間までもうすぐだ……


みたいなね。
育児って大変。
でもかわいい。悔しい。
そんな感じのここ一週間ぐらいでした。